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歌棄洗心学園訪問

先日のチャリティーライブで
皆さんからお預かりした寄付を届けに
寿都まで行ってきました。

児童養護施設 歌棄洗心学園
北海道寿都郡寿都町字歌棄町歌棄270

 

20131116utasutu 001.JPG

 

 

20131116utasutu 002.JPG

 

片山園長さんに寄付を渡している様子。

 

領収書(後に届いたらアップします)


遠いような思ったよりは近いような
そんな感覚の中、現地に到着させていただきますと
園長さん自らがお出迎えいただきました。
もしかすると園長さんはお休みだったのかも
知れませんが・・・わざわざ私たちのために
お時間をつくってくださいました。
そして仕事中であった、きっしーにも
付き合っていただきました。

この場を借りまして、あらためて御礼申し上げます。

毎回、各児童養護施設を訪問させていただく際には
ただ寄付して終わりというわけではなくて
こういう活動をしているからには
ほんのちょっとでも子どもたちが置かれている
現状や、施設での生活の様子など
質問させていただくようにしています。
話しをする中で見えてくる、本来の姿などが
見えてくるのではないかと思うからです。

そして訪問させていただき、いつも思うのが
各施設ごとに特色が違うということです。

どちらかといえば過去に訪れた施設では
乳幼児から小学高学年が半数を占めている
ところが多かったと思います。
歌棄洗心学園さんでは、逆に乳幼児が極端に少なくて
中高生が半数を占めていました。

地域の特性らしいのですが、中高生の割合が多いのは
結構まれなんじゃないかと話していました。


基本的に高校卒業に伴い児童養護施設を出る
子どもたちに対しては国からの補助等は
なくなってしまうために、大学・短大・専門学校などの
進学への道というのは、正直厳しいものがあるようで
数年前までは、子どもたちの意識自体も
卒業したら働くしかないんだから勉強したって
仕方がないという空気が流れていたようで
なかなか勉強に力を入れる子どもは少なかったようです。
地域柄の問題もあり、学費を貯めるための
アルバイトもできる環境でもなく
卒業=仕事となるようでした。

ただ最近では国の方針転換もあったりして
20歳の誕生日が来るまでは、いわゆる生活費に
あたる部分が支給されるようになってきたりして
施設側でも努力することにより
進学という新たな選択肢も提案できるように
なってきたとのことで、子どもたちの意識も変わり
勉強する子どもも増えてきていて
学力アップに繋がっているようです。
そして来年卒業後、専門学校に行く
子もいるとのことでした。


卒業していった子どもたちが、全てが全て
うまく社会でやれているかというと
そうでもない現状もあるようで、
昨年訪問した興正学園さん同様、
卒業・退所していった子どもたちに対しては
2~3年は相談などがあれば迎え入れるし
頑張って社会に出てみたけど上手くいかずに
遠いところから自転車でやってきて
何カ月か、また一緒に生活したりなど
卒業・退所したから終わりというわけではなく
救いを求められれば手を差し伸べるという
関係性は、ずっと必要なんだろうなと感じました。

人と人の関係、ましてや子どもとの関係であれば
これが正解なんてあるわけもなく、
一人一人想いや考えも違うし、間違ってしまったときの
代償も大きい気がします。
常に責任が問われる仕事であることは
毎回訪問する度に実感させられます。

園長さんも、きっしーも話していましたが
大前提として、中途半端な気持ちで
この仕事に就くとしたら続かないし
子どもが好きでなければはじまらないとのこと。

子どもは、そもそも大人を信用できないところから
児童養護施設では始まっているので、
当然中途半端な気持ちというのは
見透かされているので、その後の関係を築く上では
やっぱり難しいんだそうです。
だから必要があれば、職員として休みの日があったって
相談を受けたり、ただただ話を聞いてあげたり
してるんだそうです。
話を聞けば聞くほど、頭がさがる思いですホント。


数年前に立て替えられた施設内も
見学させていただきまして
思春期の子どもが多いことからも
男子棟と女子棟は、きっちり区別されていて
徹底されている感じが分かりました。
特に中高生の女子棟には男性職員は
入らないようにしているんだそうです。
これは単純に誤解を招かないようにだと思います。

それと立て替え前の施設では
小学生とかは8人とか一緒に寝るような
団体部屋だったようで、立て替え後は
最大でも4人とかになってしまい
実は前の方が良かったという
子どもたちの意見もあるんだそうです。
私も子どもの頃は病院に入院しながら
学校に行ってたので、団体部屋で日々過ごしていましたが
個人部屋が欲しいと常に願っていたので、
団体部屋が良いというのは、ちょっと意外でした。


2時間もお邪魔してしまいして
本当にいろいろなお話を聞かせていただきました。
とうぜん書ける内容もあれば
プライバシーの観点から書けない内容もあります。

過去に訪問させていただきました施設も含めて
思い知らされるのは、親がいないから
児童養護施設へ入ってる子どもというのは
今の時代では少ないのです。
大半の入所している子どもは親はいます。
だけど様々な理由から一緒に住めないのです。
半数は虐待によることが原因だと思います。
親が悪いってのは当然ですけど、
これは別の視点で捉えると、親に対しても
何かしらのフォローすることが
今は求められてきているのかも知れませんね。
特に歌棄洗心学園さんでは中高生が多いことを
考えてみると、思春期の年代で受けている
虐待というのは想像を絶することなんだと思うし
なかなか癒えることのない傷を抱えているだろうし
その後の人生観を大きく左右されてしまうと思います。

そんな中でも、毎回訪れるわけでもない
私たちに対して笑顔を見せてくれる
子どもたちは凄いなと思います。
安直な表現ではありますが、本当に凄いと思います。
どうか彼ら、彼女らにとって、大人になったときに
出て行く社会が、過ごしやすい社会であることを
願わずにはいられない、そんな心境です。


最後になりますが、歌棄洗心学園さんでは
私たちのような寄付というのは実は少ないんだそうです。
企業からの寄付というのはあれども、
個人からの寄付は少ないという話を聞くと
そういう部分でも施設ごとに異なるんだなと感じました。

現実問題、義務教育からは外れる高校生になると
部活動とかで必要な経費は国から出るわけではなく
施設側でいろいろ工面しながら出しているので
やはり寄付をしていただけるなら
現金が望ましいんだそうです。
毎回行くたびに質問させていただいておりますが
臨機応変に対応できる現金が良いみたいですね。
来年以降も現金での寄付になっていくと思います。


チャリティーライブに参加してくれた皆さんを
はじめとする、主旨に賛同してくれた皆さんの
想いだけはしっかりとお伝えできたと思います。

あらためて募金活動に協力していただきました
皆様には心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
来年以降も継続して続けていきますので、
ご協力いただけましたら幸いです。

今年も無事にお届けできて良かったです。

お忙しい中、私たちにお付き合いいただきました
片山園長さん、きっしー本当にありがとうございました。
子どもたちが元気に過ごせることを祈っております。

一緒に訪問に行ってくれた、RYOさん、やってぃ
シヴァーも本当にありがとう。
来年以降も頑張っていきましょう!

上手くまとめられたのかは怪しいですが(苦笑)
これをもってTo a heart of children Vol.4の
施設訪問の報告とさせていただきます。

21年目からのぉ~あでゅ~♪

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